ミレーネ=アレッタ 【 milerne=aletta 】

種族は『メデューサ』。魔法属性は『地』で『石化魔法』を操る。頭の後ろから二本の蛇のような触手が生えていて、自由に動かす事ができる。

さばさばした性格のお姉さんで、レースなどフリフリした衣類が好きで、趣味が高じてそうして衣類の販売を行っている。

魔法は、頭の後ろから生える、蛇の口の中にある眼球から、石化光線を放射し、対象に光線を浴びせる事で効果を与えるというもので、光線の当たった部分の物質を石に変えるのではなく、表面を石化の物質で塗布するようなもので、例え全身が石化されても内側は生身の状態で生きている。止血などのにその効力を大きく発揮する魔法である。

元々は『幻想帝國』の領内を拠点にする盗賊の頭領をしていたが、『エルトフィーナ=リクライアス』率いる帝國軍によって討伐されてしまう。ミレーネはエルトフィーナと直接対峙して闘ったが、容易くあしらわれてしまう。

だが、その際にエルトフィーナは、ミレーネの実力を見込んで、自分の部下にならないかと話を持ち掛ける。始めはエルトフィーナに仕返しをするために、彼女の直属である『ロイヤルナイツ』として、仕える事にしたミレーネだったが、エルトフィーナの皇帝としての姿を見ているうちに、心から彼女に仕えるようになった。

だが、エルトフィーナの失踪を期に、ミレーネも『ロイヤルナイツ』を抜けている。皇帝を殺した相手に従う理由がないのは当然だが、元々エルトフィーナを慕って仕えていたのだから、彼女がいなくなってしまえば、国に仕える理由もなかった。

その後は『ロイヤルナイツ』を止めたとはいえ、再び盗賊に戻ることはなく、『ロイヤルナイツ』時代に好きになった趣味の衣類製作を始める。最初は冒険者をして生計を立てていたが、しばらくすると趣味の衣類を売って生活できるようになり、現在では冒険者家業は行っていない。

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