菊乃 【 kikuno 】

蘭音と同じ、元『歪の華』所属だった『キョンシー』の女の子である。強きで悪戯などが好きだが、面倒見がよく明るい性格の持ち主。魔法属性は『風』で、『電気』を操る魔法を扱う。

酒を飲む事が何よりの楽しみ。

蘭音と同じく、菊乃も一度死んでいる。

死んだ際に左肘から先の部分を切断していたため、『キョンシー』にされる際に左手には義手が取り付けられた。

本来ならば、『キョンシー』の素体に選ばれるのは外傷の少ない素体であるが、元々武家の家系で育ち、優秀な人材であったため、『特殊強化戦闘兵製造計画』の素体として使われる事になった。

『歪の華』での番号は『NO.漆番』。象徴の花は『菊』

蘇生後、『歪の華』において戦闘人形として数々の戦いに参加していたが、組織壊滅の際に洗脳を解かれ、解放された。

それから約400年後に、偶然にも行方不明となった蘭音と再会を果たし、菊乃を介して他の『歪の華』のメンバーとも再会を果たす。

本来の種族は『雷鬼族』で、電撃を発生させて相手を攻撃する。

『キョンシー』の特性としては、身体強化や『風属性』の『式』を召喚する術式、『風』の魔力を直接取り込み、自分のエネルギーにする能力を持つ。

武器は『妖刀謳葉』と左手の義手で、義手は手首の部分から外れるようになっていてワイヤーで本体と繋がっている。

『謳葉』は電気を通しやすい素材で作られていて、『謳葉』に電気を纏わせて攻撃を行うので、相手の装備に絶縁対策がされていない場合、『謳葉』に少し接触するだけでも、相手はダメージを受けることになる。

また、義手にはこの世界では珍しい電気式機械が組み込まれており、機械に電気を流す事によって、間接の動作やワイヤーの巻き取りなどを行えるという、彼女専用の義手となっている。

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